ローン手数料(ろーんてすうりょう)
ローン手数料とはローン契約締結のための費用や保証協会に支払う保証料などの総称です。
利息制限法の3条でみなし金利とされるキャッシング手数料や割賦手数料はこれに含まれません。
住宅ローンの場合、だいたい1件につき3万円くらい取られます。
税込み金31,500円という場合が多いです。
ローンを2本に分けた場合などはそれぞれ手数料を取られるので6万円前後の出費になります。
住宅ローンの場合、印紙代やら登記の費用(司法書士の報酬と登録免許税)やらで100万円くらいかかるので、まあ、細かな出費としてかたづけられます。
これがね、利息制限法上のみなし金利に含まれるんじゃないかっていう議論は、住宅ローンの場合利息制限法1条1項に定められた15%の上限金利を超えることはまず無いので、3万円程度を利息とみなしても、どのみち不当利得なるようなことはありえないので、問題にしてもあまり意味がありません。
それにしても、このローン手数料、やや意味がわからない費用です。
しっかり消費税を上乗せして請求される辺り何らかのサービスに対する報酬という意味合いがあることになりますが、??です。
良心的な業者だとローン手数料は掛からないという御意見を頂いたことがありますが、ローン手数料を取らない銀行を見たことがないので、恐らく仲介業者がサービスで代払いしてくれたのではないかと推察されます。
住宅ローンだと金利だけで数千万支払うことになるので3万くらいの出費でガタガタ言っても仕方ないとは思いますたしかに。